高知へいたる道すがら

気分は南国になっているのに、今日は雨模様で、気温も低く寒さを我慢しながらの一日でした。
ただいま高知市におります。晩御飯を食べにホテルの近くを明るい光のほうへ向かいましたら、お店の前に鯨テキ定食が出ておりました。カツオのたたきもついていて、「土佐の高知に来たらこれを食べなきゃあかんぜよ」ということで暖簾をくぐりました。
はりまや橋もう見てしまいました
鯨の肉は思っていたより柔らかく、カツオのたたきも塩でいただきました。とても美味美味!
今朝は9時ごろに赤字食堂のあるホテルを出て、吉野川をさかのぼるJR徳島線と並走する道路を高知市に向かいました。
途中、11番札所の藤井寺に立ち寄りました。

ここは国宝薬師如来像が安置されているお寺です。ここから12番札所焼山寺へ向かう十数キロはお遍路さんを悩ませた山道であったそうです。雨にぬれた山道の様子は苦労を想像させるほどにぬかるんでおりました。
また、道なりにあった、うだつの町並みをたずねましたよ。「藍」で財をなした豪商の町並みをそのまま保存。建物のうだつが富の象徴でした。

ただここであまりにゆっくりしすぎて、あとは一目散に高知へ向かいました。
途中の吉野川の急流、小歩危(こぼき)大歩危(おおぼき)は急流を挟んだ切り立った崖の両側に、鉄道の線路が走り、また、2車線ぎりぎりの道路と、生活する人々の家々がへばりついているような、そんなところでした。
向かいの崖にわたした鯉のぼり、急流をのぼるかのようにはためいていました。
くねくねと曲がる道を車はかなりなスピードで飛ばしています。道を譲ろうにも、よけて止まるスペースもなく、危険ぎりぎり状態で平地に下りた時はほっとしました。
でも無事に落ち着き、明日は高知市内の観光ですが、多分「龍馬」づくしですね。今日はスリル満点のカードライブ。疲れました・・・