参議院議員選挙 期日前投票を済ませました

写真にアップしたシランは、球根を天地逆に植えてしまい、生みの苦しみを味わわせてしまった忸怩たる思いがいつもよぎる花です。長いこと芽が出てこないので掘り返してみたら、土の中で白い芽がU字にカーブしていました。いかんとも仕様がなくそのままそっと土をかけてやりました。もう7年ほどたちますが、昨年からようやく花をつけてくれるようになりました。
昨日の正座に疲れた膝は重苦しく、今日は負荷をかけないようにと静かにしておりましたが、こんな時こそ選挙だ!と思いついて、隣の母を誘い、期日前投票に行ってまいりました。
通常の選挙は近くの小学校なのですが、それよりも歩く距離も短く、老親にはピッタリということで、ここ数年は期日前で投票を済ませています。
今朝の朝日新聞によれば、菅内閣民主党の支持率が低下していますね。解説では消費税率引き上げの賛否がその低下を左右しているとありました。
国民の生活が第一」という方針が、「強い経済、強い財政、強い社会保障」に変わり、その強さを保障するのは、消費税率10%に引き上げ、法人税を引き下げるということでした。新首相に抱いていた国民大多数の信頼が大きく揺らいだ時でしたね。
失業率5%の高水準は変わらず、派遣、非正規、期間雇用など国を支える働く人たちをないがしろにした政治がどこまで続くのでしょう。「最小不幸社会」を堂々と主張されると「おいおい、現在の社会的な弱者はそのまま打ち捨てられるのかい?」と思ってしまいます。
普天間辺野古の米軍基地問題も頭領が変わって免責にすり替えてしまったようですよ。
先が見えないなあ、希望がもてないなあ、と思いながらの生活がもう何年続いたでしょうね。
今度の選挙で、目眩ましではない、真実の明るい光を少しでも感じたいものです。