近所に現れた怪

それは、3月11日、大地震津波が日本中を震撼させたその夜に始まりました。
一台の黒塗りの乗用車を男女二人がゆっくりと押してきました。今にも止まってしまいそうなので自分の家の前におかれたらイヤだな、とそれを見ていたお向かいのご主人さんは思ったそうです。でも車は通り過ぎて右へカーブしようとしていたので、安堵して家に入ったそうです。車のナンバーも確か付いていたはずだな?と話しておりました。
車は、右にカーブしたものの、歩道に片側のタイヤ分だけ乗り上げて、逆走した向きで止まっておりました。翌朝9時ごろにhahatenはその車を見ましたが、夕方にパトカーが来て、やはり問題のある車なんだということがわかりました。家の角に置いていかれたお宅のご主人さんの話では、登録抹消されている車で持ち主がわからないとのことでした。
それから一週間、それでも車はそのまま状態。その角のお宅で、道路をふさいで危ないので再度警察に連絡したそうです。18日に警察が(5人も)やってきて、「連休に入るので対応できない云々・・・」・・・従って連休中はそのままで、ようやく23日に近くの畑の側に押して移したそうです。
放置された自動車は2週間そのままに置いておくという法律があるようで(?)23日から2週間、4月6日までこの状態でしょうか?




しかしですねぇ ただいま現在のところこのような写真状況です。

 
29日朝にわかったのですが、道路側のタイヤ2個が突如としてなくなりました。ごていねいにも傾かないよう滑り止めの砂袋を使っております。タイヤを固定するナットも外した場所においてあります。
多分撤去のみならず処分も役所がすることになるのでしょう。タイヤがないので撤去にもお金が加算されるのでは?通告をしたとは言っても、放置のままでタイヤの盗難を招いてしまったような・・・・撤去の時を絶対逃さないように、写真を撮れたらこの日記の後ろにアップしておきますね。
それに歩道側のタイヤも外されて姿を消すのかなアと気になります。不思議な展開、でもこれは犯罪です。