お香はじめて教室

いよいよ4月も終わりの日。札幌もようやく暖かくなりましたが、皆様はこの休日をいかがお過ごしでしょうか?hahatenは明日メーデー集会に参加するぐらいであとは普段と変わらずの日常となりそうです。
先日は、友人と一緒に「お香の教室」に行って参りました。
松栄堂というお香のお店、京都で300年つづいているお香の老舗ですが、札幌に支店(南8条西12丁目)があります。

入り口前には「白川」という香がたかれていました
ここでお香を楽しむ「初めての教室」が開かれました。昨年は「練香」を作る講座に参加したという友人に誘われて、どんなかな?と思って出かけました。
「はじめて教室」ということで、香道など何の心得がなくとも、日常どのように香りを楽しんだらよいか、のお話と実技でした。
お香には、直接火をつけるタイプと常温で香るタイプ、そして間接的に熱を加えるタイプがあるようです。
日本のお香の歴史は、595年推古3年に淡路島に香木ー沈香が漂着し、朝廷に献上されたことに始まるそうです。平安時代の書物に「香を焚く」という文章が出てきますがこれは「練香」というもので、種々の香りの元を蜜や梅肉で練り合わせ丸薬状にしたもので、また、気軽に楽しめる「線香」は江戸時代からのものだそうです。
沈香、白檀など香木は起きた炭のそばにおいて暖めるだけでその香りがふくらんできます。ユメユメ、燃やしてその煙を香りだと間違えないようにと、念をおされました。それは煙を香りと間違う人がいるからだそうです。
これまでhahaten生活の香りというと、スーパーに売っている芳香剤の香りですが、これをきっかけに和の香りを楽しめたらと思いました。
塵裏偸閑 塵裏に閑(ひま)をぬすむ 香りを楽しむという時間を楽しむことができたらうれしいですね。