つるし雛展



今日は市内中央区にある、お香の松栄堂で開かれている「春のつるし雛展」に行ってまいりました。奥ゆかしきアロマに包まれて、縮緬の古布を主としたつるし雛や縁起物などひと針ひと針の芸術作品を楽しんできました。
つるし雛は、江戸時代後期から、ひな壇の横に飾る習慣を持った地域があるそうですが、子どもの成長が豊かであるようにと願う親心が、ふかふかの布団や、履物や、花嫁衣裳などなど、あれもこれもといっぱいつるして飾ったようで、親心は今も変わらないですね。
今回のつるし雛は、3年かけて作りためた作品を公開したそうです。ひと針ひと針、とても細かく丁寧な作業で、圧倒されました。使っている古布も変化に富んでいて、一点一点とても見応えがありました。
女の子だけでなく、男の子の成長を願う「つるし雛」もありました。兜や金太郎など力強く生きることを願ったようですね。
ここでは、不老長寿の象徴、桃の「袋」の手作り体験も準備されていました。もちろんhahatenもチャレンジしましたよ。
立春の今日、札幌は雪が降り積もって、春 未だ遠し です。

市内の方はどうぞお出かけしてみてください。
南8西12 南9条通りに面しています。2月7日まで 電話011-561-2307