ではなく心が嫌になる言葉

白珪尚可磨(はっけい なお みがくべし)
昨日はお茶の社中の集まりがありました。そのお茶室に掛けられたのがこのお軸です。禅の言葉として解釈するなら、「白く清らかな玉でも、完璧なものはない。なお一層、(己を)磨かなくてはならない」


ただこれには元となった詩があって、中国の詩経ですが、
「白圭之玷尚可磨也 斯言之玷不可為也」
白珪は欠けたとしてもさらに磨けば清らかな玉になる。しかし言葉による失敗は絶対に取り戻すことはできない。

hahatenにとっては後の方が重たいですね。清らかな茶室で掛け軸を読んでも、心洗われるどころか却って拒絶反応が出てしまいそうです。それほど言葉でいやな思いをしている・・・ということです。自戒自戒