忘れまじ

マンテマ
今朝のこと、新聞を読んでいた夫が、こんな言葉を知っているかと読み上げました。「ろくにいさん はちろくはちはち はちいちご ごさんにつなげ われらいまいく」数字とはわかりましたがどんな意味かまったく分かりませんでした。
六二三 八六八八 八一五 五三に繋げ 我ら今生く (西野防人さんの短歌)
6月25日朝日新聞天声人語では、この短歌に続けて次のように書いています。

6月23日は、太平洋戦争の沖縄戦で組織的な戦闘が終わったとされる日、本土決戦のシミュレーションのため沖縄住民が戦闘員として戦火のなかに置かれ、20万人もの犠牲者を(家族の4人に一人が亡くなった)出しました。そして戦後も日本政府はアメリカに軍事基地をを供与し、前線基地の街としての役割を強制してきました。沖縄県民の総意は、世界一危険とされている普天間基地の固定化反対と、辺野古への基地移設反対を強く訴え続けています。沖縄にあるすべての軍事基地を撤去し、平和宣言を可能にする沖縄を期待したいものです。
そして、この短歌の意味するところを忘れないように心に刻みたいと思いました。
このたびの戦争法(案)は、日本中を軍事基地の町にしてしまいます。今何らかの自衛隊基地のない県はないのではないですか?