映画 米軍が最も恐れた男 その名はカメジロー

 
瀬長 亀次郎(せなが かめじろう)さんという方を知っていらっしゃいますか?
太平洋戦争末期4人に一人が殺されたという沖縄戦の後、アメリカ軍による占領地となり、沖縄全土が無法地帯となった時、「民主主義」を掲げて沖縄人民のリーダ―として活躍された方です。
Wikipediaによると、1907年(明治40年)6月10日- 2001年(平成13年)10月5日)日本の政治家、ジャーナリスト。沖縄人民党幹部。復帰前に、那覇市長(1期)、立法院議員(3期)、沖縄人民党委員長、国政参加選挙で衆議院議員1期。本土復帰後、衆議院議員としては人民党で1期、日本共産党として連続5期。1973年以降共産党幹部会副委員長をつとめた。また、1946年 - 1949年、米軍機関紙「うるま新報」(後の琉球新報)社長を務めた。
その生涯は一貫して「沖縄」に寄り添い、占領下にあっても彼が登壇する演説会には1万、2万、3万と沖縄の人々が集まり、1972年日本に復帰後も米軍基地の撤去を強く迫った方でした。
この映画は、亀次郎さんの日記を下地に、当時を知る人々へのインタビュー、TBSテレビに保存されていた膨大な映像フィルムなどなどで構成された©2017ドキュメンタリー映画です。
観終わって、凄い!の言葉しか出ませんでした。
今もって、沖縄に米軍基地の存続を認め、苦難を押し付けている日本政府、そして私たちひとりひとりの責任を考えなければと思いました。