亡き人を偲ぶ


秋色静中生 シュウショクセイチュウニショウズ
猛暑の夏そして相次ぐ台風の被害に心痛めた日々を過ぎて、ふと気がついたら秋の気配が静かに訪れていた、というようないみでしょうか?色紙の言葉は、萩の絵と共に書かれることが多いようです。
昨日は、社中のお茶の日でした。9月4日に、いつもこのお茶の日に来られて、お茶の愉しみを教えて下さった方が亡くなられました。享年86歳。いつも明るく溌剌と、茶道だけではなく朗読の会や万葉集を学びハーモニカや水泳など日々を楽しんでおられましたが、重くなった病気には勝てず逝ってしまわれました。社中では一番の友人の方が、供茶を捧げました。

昨夜はふと目が覚めたら午前2時半。月はどうかな?と今度は眼鏡をかけて見ました。窓を開けると冷たい夜風が吹き込んできました。中秋の頃はやはり寒くなりますね。