懐かしい古印最中


昨日は、お茶友さんの家に招かれ、お茶三昧、お食事三昧の一日を過ごしてまいりました。
帰りには、お取り寄せの「古印最中」をいただいてきました。
この「古印最中」は夫が篆刻を趣味にしていることもあって、特別の感慨のあるお菓子ですが、夫が現役時代ですが、足利市から仕事で来られる方から頂いたお菓子で、hahatenもお相伴に預かったものでした。
当時は「古印」だけに目が向いていて、香雲堂の包装紙などと「相田みつを」の関係に無頓着でいました。
それが、今回、友人の話では、「仕事の無かった相田みつをが香雲堂を訪ね、包装紙をデザインさせてほしいと・・・・  http://koundohonten.jp/mitsuwo-aida
そんなに言うなら出来栄えをみてからといった店主に、相田みつをは、前金でお願いしますと言ったんだそうです。全国に「古印最中」その名を知らしめた大立者としての語り草ですね。
「ひとつのことでもなかなか思うようにならぬもの。だから私はひとつのことを一生懸命やっている・香雲堂」この栞、包装紙のデザイン、古印最中の文字、とても忘れ難い、銘菓、名句です。