「天引き」の「天」は正義なのかしら???

空気が澄んで月が明るく輝いております。今夜は十六夜ですね。満々しているよりはチョット欠けているかなという曖昧な形、また、レモンのような形になった月が好きというところです。
今日は年金の支払日でした。そして625万人の75歳以上の方々は「天引き」という高齢者医療保険料を強制的に徴収されました。
「姥捨ての 入山料を 引き落とし」と川柳が新聞に載りましたが、後期高齢者というなら、国のためにこれまでご苦労様でした、これからはゆっくりと楽しむ老後を国として保証しますというのが本当だと思うのですが、(hahatenはそう言われたい!)
虚金横行主義の社会では虚虚虚金金金・・・すべて金高が物差しとなっているようです。
「天引き」の天とは一体なんでしょう? 天とは正義をあらわす意味と思いますね。だから、サラリーマン時代は、なかなか貯蓄が思うように進まない、いっそ、無い給料と思えば何とかなる、よし、天引き貯蓄だ!と
あらかじめ決めた金額を採り置いて、生活を立てる、これも悲しきかなですが、天引きはこのような恩恵もありました。
所得税の天引きもそうですね。働くものにとっては、後からこれこれの税金を支払えというのでは、なかなか払えません。一定額を「天引き」して、後から控除を申請するというやり方で凌いでおりました。
考えてみて、高齢者医療保険料は「天」の声なのかしら?だから{天引き」?hahatenにとっては「強制的引き落とし」としか思えませんね。これを縮め、省略形にすると「強引」となります。年齢で区切って家族の扶養からも切り離し、「孝行を するなと国が 子に教え」、「皆保険 支えた高齢 邪魔になり」。夫はすでに前期高齢者、わたしもほどなく前期高齢者、長生きしていいのかしら?と聞いてみたいものです。誰に?誰にさ!