ただ今韓国公演出発準備中

さあ、いよいよ 悪魔の飽食合唱団の韓国公演・平和の旅に出発する日が近づいてきました。総勢178人のうち北海道からは19人が参加予定で、7月24日から7月30日までの一週間です。

25日はソウル市内見学、韓国独立運動の聖地などをまわり、翌26日がソウル公演。27日は朝鮮戦争時代にアメリカ軍による住民虐殺事件が起きた老斥里(ノグンリ)を訪ねます。

28日は清州において公演。29日は午後からオプショナルツアーで世界遺産めぐり(王宮)。そして30日は札幌にむけて帰国することになります。

予定は大体こんな感じです。韓国旅行は初めてなのに、これといった予備知識を仕入れておりません。もちろん言葉もですが、大勢の団体旅行なので大船に揺られることにしようと・・・

今日は一緒に行くメンバーで、アンコール曲の「アリラン」のレッスンがありまして、その会話の中で、パジャマも持たなくては・・・エッそんなこと書いてありました?なんて、hahatenの荷物は大丈夫でしょうかね?まあまだ2日ありますから、こんな風に助けられております・・・

以前、紙袋に荷物を詰めて出かけ、空港でスーツケースを買ってヨーロッパに出かけたという友人もおりましたが、そこまでの度胸と根性はなくとも、何とかなるさ、ですよね。

悪魔の飽食」は日本人がアジア諸国の人々に行った人体実験という蛮行です。時代が流れたとはいえ痛みを与えた者と与えられた者という払拭できない関係が、この公演をめぐってどのように見えてくるのか、不安な気持ちもあります。

以前職場にいたころ、韓国のある大学の教授が研究でしばらく滞在しておりましたが、「自分は日本人によって、日本人の名前を与えられ、日本語を話すことを強制された。その屈辱は拭い去れない」と話されていたことを思い出します。

単なる観光ではなく、目的意識を持って臨むというのはある意味きびしい旅となるかも知れないし、新参者悪魔とふざけてないで、心して準備をいたしましょう。