今日hatchmamさんからいただいたお初コメントにお返事を書きました。1月2日に入ってますのでよろしく。
年末年始というのは、いろいろな料理の素材を買いこんでしまいますね。残ったもの、まったく手をつけなかった物、それを今時小出しにしながら味わっているわけですが、上の写真はhahaten風塩味おでんです。前回は作ろうと思って出来たわけではないので、今回作ろうと思い立って作ってみました。
お正月処分品がほとんどの見てのとおりの材料です。ダシはホタテ貝柱、昆布、味は塩のみ。塩はペルーで買い求めたもの、何年経っても傷みませんね。これで充分旨みのあるおでんとなりました。
ただしホタテの香りが強かったので、長ネギを入れて香りを和らげてみました。竹の子は昨年6月にダニに食いつかれながら採ったもので、早く食べ切らないとまたまたシーズンが始まってしまいますから・・・
長ネギ、と言えば、こんなことがきっかけでした。
12月に美容室で髪をカットしてもらったとき、お正月で思い出に残るお料理ってある?と聞いてみました。
美容師さんが言うには、「結婚して夫の実家に年末から出かけたとき、大なべに鶏のガラと長ネギを入れてスープをつくり、年越しは、そのスープで作ったラーメンだった。蕎麦ではなくてラーメン。びっくりしたけどすごく美味しかった・・・!忘れられない・・・」と。
昔(hahatenの少女時代まで)は正月が来るといえば、鶏をしめて、お肉はもちろん、ガラのスープもとり、内臓も味噌煮のようにして祖父のお酒の肴になっていました。我が家でも子どもたちが小さい時は、実家の家風どおり鶏ガラを買ってきてスープのベースを作っていましたが、だんだんしなくなりましたね。
そこで復活。長ネギをしっかりといれました。結果として鶏の香りが抑えられたように思えます。主に蕎麦と雑煮に使いました。あまりうまく表現できませんが、柔らかさ、丸っこさ、評判は上々でした。(エッ?)
この美容師さんは30歳ごろのときご主人を突然死で亡くして、それから小さい娘さんを育てながら美容師学校へ行き、今は美容室を切り盛りしています。ビールが好きな人で、居酒屋さんでバッタリ会ってそれから親しくなりました。ビールが取り持つ縁ですね。