廃傘利用の袋物

昨年の暮れに友人から不用な傘の布地から作った手提げ袋を頂戴しました。傘って骨が曲がったりして捨てるしかないと思っていましたので、その可愛らしさに驚きでした。ナイロン生地で軽いし、防水性もあるし、袋物としての素材は優れものです。
作り方をご紹介しますね。
傘の布を骨から外します。中心部分の糸を少しカットして引っ張るとスルスルとほぐれてきます。それを8枚が普通ですが三角形の布地になります。傘ってとても汚れていますから、洗濯をします。ナイロン地はすぐ乾きます。アイロンをかけてなめらかにし、汚れをチェックします。そしていいとこどりで4枚の三角の生地を互い違いに縫い合わせて袋にし、持ち手をつけて一丁上がり!というわけです。ひとつの傘から2個できることになりますね。
写真の小さな袋は、実はアイロンの温度が高すぎて穴をあけてしまったので、その部分をカットして適当に袋にしました。(アイロンの温度には超要注意!!!)
基本は三角の傘生地を袋にするということで、作っていくうちにいろいろな工夫ができるかも知れませんね。
hahatenの友人は、楽しくてゴミステーションに出向いて捨ててある傘を物色したというほどのつわものです。
旅行の時にも活躍してくれそうです。それに山小屋なども・・・ レジ袋をごそごそとされたらただでさえ眠れないのにイライラしてしまいますよね。
hahatenのこの作品の元になった傘は、どこから来たのかわからない迷子傘ですが、もう一つ気に入って買った傘なのに頑丈で重すぎて使わないのに大事という変なものも今回分解しました。折をみて出来上がったらご紹介いたしますね。というわけで、今回は試作品、されど重宝な袋物ということでご紹介いたしました。あら、私の傘だわ・・・と言う方はおりませんよね。

p/s レジ袋のガサガサという音は、赤ちゃんが子宮に滞在した時に聞いた音に似ていて、わけもなく赤ちゃんが泣くときはその音を聞かせると安心するようですね。孫ちゃんが生まれたとき、立証済み。でも時が忘れさせてhahatenなどには雑音でしかなくなるんですね。