歩いた歩いた 雨の中7時間半

24日土曜日、朝10時札幌を発つ時は小雨状態。十勝/鹿追町を通って然別湖畔に着いたときも雨。ホテル福原に入って露天風呂に浸かったときは、土砂降り状態。湖畔に近い温泉、ホテル風水に湯めぐりツアーができるというのでお気軽に出かけたときは、晴れ間で、帰りはタオルを傘代わりにかぶって走らなければならないほどの雨。それでも25日日曜日、起床した時には雲は重たいけれど、雨が止んで!おりました。元職場の山の会のメンバー16名のパーティです。
ちょうどホテルのある対岸が、登る予定の白雲山(1173.9m)、その隣に天望山(1070m)標高差400mほどを2つ山をのぼり、湖畔に沿ってぐるりもどってくるというコース予定でした。2つ目の天望山を下りると「東雲(しののめ)湖」という秘湖があるそうで、そこも回る予定でした。
登山道は、どこも山側から笹が覆いかぶさって道を隠し、しとどに濡れた笹の葉を足で払いながら足場を探して歩くといった感じでしたが、時々雨が強く降ってきて、でも7時間半かけて予定のコースをびしょびしょになりながら歩き通しました。
今回のhahatenは前回の轍(あわやの転落)を踏まないということで、とにかく足を攣らせないこと、すべったりして周りに心配をかけないことが目標でした。歩きづらい道でしたが夫がすぐ前を歩いてくれたので、安定した足場感覚がとれ、まずまずの歩きだったのではないかと夫に感謝して締めくくりました。
それと、ごくごく最近、ためしてガッテン番組で登山をとりあげており、下りを制するには、休憩や下りに入る前に一度靴を脱いで足を解放するとありましたので、今回は二つの頂上でためしてみましたよ。これはカナリ有効!重くなっていた足が靴の中で軽やかになるという実感がありました。これからはこの「靴脱ぎ」にこだわってみようと思います。
白雲山頂上はロックガーデン ヨイショとよじ登りました
霧と雨で展望はまったくありませんでした。ひたすら地を見て歩きました。
楽しみにしていた「東雲湖」もかすんでおりました。

7時間半、歩き通した自分には100点をやりたいけれど、大きな反省もあるんですよ。
雨対策をしたはずなのに、登山ズボンが「綿混素材」だったことデス!びしょびしょに浸みてもし気温が低ければ、低体温症になりかけたかも知れません。スパッツも防水を施したのに、笹と擦れ合ってこれもすぐにビショビショ〜〜〜30年来ですからもう換え時ですねえ。
日帰り登山とは言え、お気軽装備に馴れ合っている自分に気づいたという点では良い経験をしたな、と思います。