我が家から自転車で10分ほどのところに、元職場で仕事をし、婦人部の活動でも一緒だった方が一人住まいをしています。毎年庭を丹精されて花や野菜作りを楽しんでおられました。
今年は、庭が片付いたままで、いつもは発泡スチロールの箱に長ネギを見事に育ててあったのですが、そういう気配も見当たらず、窓のカーテンも人が住んでいる気配を感じさせないことがあったので、どうしたのかな?とそのあたりを通る時に思っていました。
今日は手稲山のスキー場を形どって白い雪が見えましたが、地上はほんわかと暖かい日だったので、まだまだ自転車に乗れそうと思いながら出かけました。そしてその方の家の前を通ると、庭に後ろ向きの姿がありました。
「○○さ〜ん」と声をかけると、「あらあら、久し振りだね〜」と笑顔が返ってきました。
今年はお庭もさびしくて、どうされたんですか?と聞くと「2年前に膝に人工関節の手術をして、今年2月には脊柱管狭窄症で手術をして、思うように体が動かなくなってね・・・年をとると病院かかることばっかりだね・・・」と。81歳だそうです。
健康そうだったhahatenも今や病院のハシゴですから、身につまされました。健康が少しずつ欠けていって不自由ながらも、衣食住自立した生活ができるということが大事ですね。