気持ちが落ちた!

押しかけてくる台風の影響で土砂降りの雨が続いています。テレビで9号10号11号の台風進路の画面を見ていたら、まるで「三本の矢が飛んでくる」の図でした。これは多分当たるでしょうね。
いよいよオリンピックも終盤になりました。日本のメダルの数が多いという事はそれだけテレビ放映時間も長くなったということで感動の場面を何度も観ることができました。
昨夜は50キロ競歩をライブでみました。まるで逆三角形の姿勢で歩く(?)のをみていて自分の体がよじれそうでしたが、これも上位を争う日本選手のおかげですね。
さて今日は10時半から男子400mリレーの決勝でした。これは息を止めてみていてもすぐ終わってしまうスピード感がいいですね。ジャマイカ1位、日本が2位でした。最終ボルト選手に引っ張られるような走りがよかったですね。
とは言え、気持ちが晴れない! それは、日本がコールされてトラックへ出てきたときの4人揃えたパフォーマンスにドキッ!
「腰の刀を抜き、そして鞘に収める」のポーズ!スポーツ界の「サムライニッポン」的感覚かと思うけれど、この平和の象徴であるオリンピックの場で抜身を放つとは、尋常でないような・・・レースが始まっても自分の頭が2分割されたような落ち着かない気持ちでした。
考えすぎだよと言われるかもしれないけれど、今日の天声人語は、オリンピックのさ中でも内戦で傷つく子供たちが後を絶たないことを平和の祭典のさ中だからこそ思い起こさなければならない・・・と述べていましたし、印象が強烈だった陸上自衛隊の新エンブレム、「抜身の刀に桜」が意図するものにつながります。
 反対するネット署名をしました
日本の銀メダルを素直に喜べないとhahatenが言いましたら、夫は、「自衛隊の抜身のエンブレムの印象が強いからわかるけれど、スターウオーズの光る剣かも知れないし・・・」と。
でもこの国が心配です。