交響曲音痴がベートーベン第5(札響)を聴いて


今日は久しぶりに雪、それもみぞれ雪。それでも雪景色は明るいのがいいです。
さて、また遡りますが、ホワイトイルミネーションを愉しんだ土曜日の前段は、キタラでオーケストラの演奏を聴きました。
JAFが主催する「音楽日和」コンサートで格安?のチケットでした。
JAFの月刊誌はあまり開いたことがないのですが、なぜか見ていたらキタラでのコンサートが出ていました。当たりの悪いhahatenですから締め切りギリギリであまり期待していなかったのですが、ローソンでチケットを受け取ってくださいと連絡が入りました。
3000円でS席を買いました。2階後席でしたがまずまずの陣取りでした。
プログラムは モーツアルト歌劇「魔笛」序曲、 ブルッフヴァイオリン協奏曲第1番ト短調、そしてベートーヴェン交響曲第5番、札響、指揮垣内悠希でした。
第5運命第一楽章は、hahatenでも知っている有名なメロディから力強くはいりました。指揮者も動きが大きく、ベートーヴェンの運命なんだ!を感じさせました。第二楽章に入って、その前の追いかけられるようなムードとは一変し、心地よいゆったりとした響きになりました。昨年末の第九も同じ展開だなーと、自分の一年が思い出されました。いろいろありましたが、過ぎたことに思い悩むことなくゆったりと考えよう、そんな感じでした。もしかしたら、居眠りして、聴いていなかったのかなあなんて思いますが・・・
そして、第三から第四楽章は、力のこもった演奏でした。昇華していく第九とは違い、生々しい生きざま、まだ頑張る余地があるんだよという高揚感が感じられました。
昨年に続けて年末にベートヴェンを2回聴きましたが、第5運命も年末にふさわしい音楽なのかもしれませんね。
そして、JAFの音楽会のアンコール曲は「エルガーの威風堂々」でした。プログラムとして決まっているようです。運命を演奏して尚余力があるのか?と思わせる力の入った演奏で、聴いたなあ〜〜と締めくくるにふさわしい演奏でした。ぱっちりと眼も覚めました。
何かしらのきっかけがないと、クラッシックに馴染めないhahatenですが、またのラッキーな出会いがあればな〜と思います。