国際女性デー(2017)


先ずは、90人の女性の大合唱、一緒に歌った気分は、満足! 練習の時もそうでしたが、たくさんいると終点に向かって共に歩んでゆく感じで、とても気持ちが楽でした。10人とか20人でパートが分かれると自分の拙い声がむき出しになってしまうので、歌に自信のないhahatenは特に萎縮してしまいます。次の目標は、7月30日、北海道母親大会でのオープニング大合唱!5年は続けたいなと思っています。(何故か538は言いやすい)
かでる2・7(521席)で行われた集会は、モニターのある別室も使い、満席で、琉球新聞社編集局政治部長の島 洋子さんの講演を聴きました。
彼女は1967年生まれ、小さい頃は、国籍をもたず、日本への渡航にはビザが必要な沖縄で育ちました。お父さんは10才の時に、沖縄で4人に1人が犠牲になった沖縄戦を経験し、そのお父さんの子であることの意味を重く受け止めていると話し、講演の要点は次のようなものでした。
【多くの国民の基地経済にたいする誤解】沖縄は基地で食べているといわれるが、沖縄県の収入の5%が軍用からの収入に過ぎない。国からの財政措置は、年3千億円、他の都道府県に同じで、基地があるからと言って一番の財政措置をしてもらっているわけではない。一方米軍への日本政府による思いやり予算が非常に大きい。(16年度から年平均1893億円)
【誤解その2 抑止力】沖縄に基地が集中し、周辺国への抑止力となるという主張があるが、それは誤解。米軍は現在基地を散在させ、一か所への集中攻撃を避けようと、ローテンション基地化を計っている。米軍、自衛隊が沖縄に集中しても、抑止力とはならない。ベトナム戦争時、沖縄を基地としてB52がベトナムを爆撃したが、その時「沖縄は悪魔の島」、米軍に加担し派兵した韓国は「悪魔の国」として、長く怨嗟された。戦争法・集団的自衛権行使により、日本も「悪魔の国」としての評価を受ける危険もある。
オール沖縄普天間基地の移設に止まらず、辺野古に「新基地」の建設を進めようとする中、翁長県知事のもと、「オール沖縄」の機運が高まっているが、政府としては、オール沖縄の結節に楔を打とうとしている。来年は名護市長選、翌年は知事選がある。
新基地反対の運動の座り込みは続いており、最近は、県外からの機動隊や、ガードマンが入り、逮捕者も多くなっているが、非暴力の戦いを続けている。
最後に、【メディアの在り方、役割】にふれて、第三者的に報道する立場もあるが、弱き人たち、沖縄の声を伝えていかなければならない。メディアへの攻撃も大きく、「沖縄2新聞社はつぶさなくてはならない。広告などの資金源を絶てばつぶれる」の発言もあった。沖縄新聞社は、非常に多くの犠牲を払った太平洋戦争への反省から出発している。

会場でメモをしてきたことを、全部書かなくてはならないと思う、そんな頑張っちゃう性格、もう若くはないんだからと自戒しています。実際、自分で書いてきたのに、この老眼では読み切れないんです。
聴き間違い、書き間違い、etc etcの間違い・・・あったらごめんなさい。
日記もこれだけ書くと、目も辛いし、考える脳もつらい・・・
明日からはもっと気楽に参ります。でも、ここまで読んでいただけたなら、感謝感謝致します。