映画 「決算‼忠臣蔵」

時代劇華やかなりし昭和30年代。年末になると「忠臣蔵」や「赤穂浪士」など必ず映画になって、配役スターが誰なのかわくわくしていたのを思い出します。最近は12月14日のテレビニュースで赤穂浪士討ち入りの日とでるくらいで、本当に話題にならなくなりました。

それが、つい先日NHKの番組で、大石蔵之介が書き残していた元赤穂藩士のための使途金収支帳が取り上げられていました。討ち入りを敢行するには確かにお金が必要です。

これをどうやって賄ったのか?

「決算‼忠臣蔵」を観てきました。

これまでに刷り込まれてきた「忠臣蔵」のあらすじが血肉になっているので、よくわかるのかも知れませんが、とても面白かったです。

討ち入りの日を3月浅野内匠頭の命日と定め、そのための必要経費を計上していくのですが、赤字は増える一方。その時、吉良邸の茶会が12月14日に開かれるという情報が入り、討ち入りが3ヶ月はやまり、その分の元藩士たちの生活費が不要となり、みるみる黒字の数字になっていくのです。

そして本懐を遂げるわけです。

昔は、経済的な裏付けなんてこのお話にありませんでしたが、時代が変わって、多種多様な視点が出て来て、「超高速 参勤交代」「武士の家計簿」なんていう映画もありましたね。

https://chushingura-movie.jp/

何処もいずれもお金は大事です。明日は年金支給日。やりくり、自転車操業を常としているhahatenにとって、束の間ですが嬉しい日がやってきます。