ベニシアさんのこと

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12月20日 朝日新聞

「よいことを記憶にとどめて 笑いましょう」そして「四季をめでる体と心で」を見出し読みして、ベニシアさんらしい考え方・・・と思い、記事を眺めていたら「趣味の読書や絵を描くことが難しくなった」に驚きました。

2015年ころから目が見えにくくなって、進行性の病気とわかり、今は以前のような庭造りが出来なくなり、友人たちが散歩に連れ出してくれるのがうれしい、とありました。

病気については、「最初はショックだった。でも、年をとればいろんな病気になる。今を生きているんだからできることを探して暮らしたい」

そんな悩みを歩みながらの、見出しにあったメッセージです。

私は、京都大原で暮らすベニシアさんのテレビが好きでみていました。自然の中から読み取る人生観をそれとなく観る者に置いていくベニシアさんに慰めをいつももらっていました。本を読むことを諦めていたのに買ったのが

「ベニシアの言葉の宝箱」世界文化社 2012 です。

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このエッセイ集を身近に置きながら、時には開くのを忘れたりしていましたが、自然の中で呼吸することの安堵感や慰め、また歩みなおそうとする元気を感じていました。

ベニシアさんのメッセージは、「誰でも年はとる。でもできるだけポジティブに考えたい」そう、これなんですね。

とても共感できます。夫も私も目の力が衰えて、これからどうなる?の不安のなかに暮らしていますが、日々今日どう生きる?の積み重ねです。ともするとhahatenは引き算の生き方になってしまいますが・・・だからベニシアさんのポジティブな考え方が私を励ましてくれていたと思います。

これからもベニシアさん発信を期待して待っております。