シモツケ
「悪魔の飽食ロシア公演ツアー」への出発が、ヒタ、ヒタと押し寄せてきました。
今回モスクワとサントペテルブルグで歌う曲は、池辺先生編曲による「さくらさくら」「ふるさと」とカンタータ土の歌第7楽章「大地讃頌」、そして「悪魔の飽食」です。
公演はいずれも楽譜を持たないことが大原則ですから、しっかりと覚えなくてはなりませんね。（枯れ木も賑わいのhahatenだって心構えは「暗譜」ですよ）
それが、それが、悪魔の第二楽章の歌詞が出揃ってくれないのです。
第二楽章生体の出前いたします、の復唱です。これはつらい作業です。７３１部隊の生体実験がひとつひとつ単語で刻まれて歌われているからです。その単語の空欄がいっぱいできてしまい、それをあらためて思い出しながら埋めるというのは重たい仕事です。でもこの残虐な行為の単語それ自身が「７３１」の土台そのものですから、ゆるがせにはできないんです。
最後の追い込みで何とか皆さんと一緒にロシアでの舞台に立ちたいと思っています。明日は、旭川で、特別練習がありますので、行って参ります。ツアーの旅行社の説明会もあるということで、いよいよさらに「ロシア」が近づいてくるのがうれしいです。ではまた。
