ロシア公演ツアーが終わりました


モスクワ音楽院前のチャイコフスキー

7月19日に札幌を発って、昨夜遅くに無事帰ってまいりました。ホテルでの朝は7時に朝食、9時には出発そして、ホテルに帰るのは、夕食サービスギリギリの9時とか10時というハードなスケジュールでした。
モスクワ公演は、チャイコフスキーが教鞭をとったことで知られ、かつ世界三大音楽院の一つであるモスクワ音楽院大ホールで行われました。


1700席のホールは満席状態で、「組曲悪魔の飽食」はかつて日本軍が行った非人道的な行為に対する「懺悔」として受け入れられ、いつまでも終わらない拍手でホールが大きく響きました。ロビーでたくさんの方々と握手をしましたが、高齢の方々は涙ぐんで、若い方々の数もとても多く、この舞台に立てて歌えたことの幸せを感じました。
http://roshianow.jp/arts/2013/07/23/44211.html
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ロシア公演第二は、サントペテルブルグの「国立カペラホール」も一、二階は満席、三階も半分ほど埋まって、無料とはいえ、足を運んでくださる方々を組織された方々のご苦労は大変だったと思いますが、ここでも大きな拍手が鳴り止みませんでした。演奏した私達も、やり切った、歌いきったという感動でいっぱいになりました。
ロシアへ入ってからのリハーサルは、本番前に喉が痛んでしまいそうなほどに、実にきびしいものでした。でも先生方の的確な指摘とやさしい励ましで、舞台に立った感動がさらに強くなったと思います。
二つの公演をはさんで、ロシアの歴史にふれる観光をしてきました。明日から少しの日数をかけて、皆様にもお伝えしたいと思います。