旅 日本のうたごえ祭典 仙台市


オープニングの斎太郎節  
くみこさんによる演奏
日本のうたごえ祭典大音楽会は、11月23日、4000席を持つ「ゼビオアリーナ仙台」で開催されました。この建物は震災後、スポーツや音楽など子供たちへの未来を拓くことを期して建設された施設ということで、「復興を希う」という祭典のテーマにかなう会場でした。ここに主催者発表4千五百人が集ったそうです。
合唱の指揮をした池辺晉一郎さんは、長野での活断層での大地震にふれて、被災していない人が被災した人を支援していくということだけではなく、この日本で自分も被災者になるかも知れないという気持ちで、被災の方々とつながっていかなければならないと語っておられました。本当に日頃から助け合っていく心の大事さが思われました。
このたびの仙台行きは、先日も書きましたが、夫が所属する合唱団が、コンクール形式の合唱発表に参加権を得たことで、またまた自家用車と共にフェリーの旅をしました。
混声合唱団ポエム
24人以上の合唱団のコンクールにギリギリの人数参加です。大きく響かせるという歌い方ではなく、感情をコントロールしながらの歌は、聴く人を舞台に次第に引きつけて行くという感動的な演奏だったと思います。
全体を聴いてみて、「若い声」を抱えている合唱団の響きがとても魅力的であったなあと思いました。でも若さが混じればいいということではなく、構成メンバーのメンバーらしさが表現できるということだとも思いました。コンクール形式なのに、課題曲がないのはどんな評価基準になっているのか、不思議なことだとも思いました。
日本のうたごえ祭典は、大音楽会にそのテーマが演じられます。開催地の音楽活動、うたごえ運動と全国的に取り組まれているうたごえ運動が大集合する場所で、溢れるばかりの感動と勇気がいっぱい展開されていました。来年は名古屋、再来年は愛媛とのことで、ミーハーなhahatenとしては土地柄の魅力に負けそうです。連れて行ってくださいと夫と、合唱団頼みです。