「動」

動とは逆 一株をひたすら守っている
今日は大型連休の初日。札幌は小寒く雨の一日でしたが、乾燥した土や伸びてきた緑には慈雨ともいうべき雨かもしれません。本当は庭仕事を始めたかったけれど、まあいいか、と家でごろごろとしていた一日でした。
午後からラジオのスイッチを入れたらNHKFMで「戦後歌謡三昧」で懐かしいうたの数々が流れていました。と、放送が切り替わって地震情報が九州大分で震度5地震が起きたことを伝えていました。今朝の朝日新聞一面で、「発生2週間で一千回を超える地震」の記事をよんだばかり、活断層と共存している日本の地理の危険さをまた感じさせられました。
昨日から北海道書道展が始まっているのですが、今年から夫が道展会員となっているので市民ギャラリーで5月1日まで展示が行われています。
今年の道展大賞を受賞した作品 墨象分野の「動」

今まさに獅子が躍動するかのような緊張感に溢れた作品と思いました。しっかりと握りしめられた前肢はどこへ向かうのか、「力」の部分は何かしら猿が唖然と獅子を見上げているような・・・動く先は必ずしも良い方向ではないような不安な予感を感じさせられます。
ということはhahatenが自分を含めて世の中に不安を抱えているからでしょうね。普通に素直な目で見ると希望の躍動と感動させるのかも知れません。
桜が満開を迎えています。この雨で花が散ってしまわないように願いたいものです。