茶カフキ(7事式のひとつ)


4月1日(土)、4月のスタートはお茶の日で始まりました。
「茶カブキ」は室町時代に盛んに行われた闘茶を取り入れたもので、3種類の茶を飲み当てるゲームです。
試し飲みの2種類は、1服目を上林(かんばやし)、2服目を竹田(たけだ)と決めてありますので、それぞれの特徴を覚えておきます。そして本茶に移ります。本茶は、試し飲みをしていないお茶が一服あり、それを客(きゃく)とします。
本茶の一服目を飲み、上林竹田客のいずれかを決めて、執筆(しひつ)の方に書いた紙を送ります。それぞれの判断が書き連ねられるのを見ながら、2服目を飲みます。2服目を決めると自ずから3服目も決まりますね。
全て飲み終わったら、出されたお茶の順序が示されます。今回は、上林、客、竹田の順でした。
先頭の人だけが正解でした。正解者が複数いる場合は、先に記される上座の方がこの書状を受け取ることになります。
ということで、正解はhahatenでございました。
この日は遅れて参加し、準備の手伝いをしなかったので正客は断ったのですが、断り切れず条件のよい?上座に座りました。
表千家家元では、3月末に行われる利休忌の時にこの茶カフキを家元執筆で行われるそうで、hahatenにとっては新年度幸先良いことでありました。