お墓に眠る父と母の好物を持って、お墓参りをしてきました。お盆を過ぎているのでお墓は閑散としていましたが、何故か向かい合ったお墓に家族連れの先客がおりました。広い広い敷地の中で向かい合わせの墓参になるなんて、面白いことですね。
先日のこと、お母さんに似てきましたね、と近所の方に言われました。母は背中丸く、お腹大きくの体型だったので、似て来たと言われてえっ？と一瞬背筋がのびましたよ。
でも母はいつも明るく振舞っていることが多かったです。泣き言を言わないひとでした。私なぞはついつい歯を食いしばっておりますし、疲れているようだね、とよく言われます。
思うことを言えば、人間関係に角が立つし、言わずにいたらストレスが嵩じる、人間まだまだの出来ですね。
今日も良い天気ですが、墓地の空は秋の訪れを感じさせるほどに高い空でした。墓誌に刻まれた祖父母、そして父母、私の人生の多くの時間はこの人たちと共にあったのだと思うと、一年に一回、とても感慨深いことですね。
