サプール展 〜平和をまとった紳士たち〜

 
毎月シャツ一枚、ネクタイ一本、ベルト一本と買い揃えていく
 戦争には何一つ良いことはない。何も残さず失うだけ。もし、洋服か武器かという選択があれば誰もが洋服を選ぶでしょう 
家族みんながサプール

何んとも不思議な信じられない光景、人たちの写真展。内戦の続く、続いてきたアフリカコンゴで90年以上続くサプールと呼ばれる人々の記録写真展です。
https://dmdepart.jp/sapeur/sapeur_photo.html  主催大丸デパートのURL 是非ご覧ください。
 1970年代にはサプールは不良とみられ、自警団に追われていた。私には理解できなかった、スーツをまとう事で犯罪者のように扱われることを・・・
 サプールになるには、まず、仕事を持つことだ・・・
 内戦が起きたとき、スーツなどを家の庭に深く埋めて逃れたが、一年以上に長引いて戻ってきたときには、それは土の中でボロボロになってしまっていた・・・

hahatenの頭の回路ではとても理解かなわない「文化」を作り続けている人たち。でも一つだけ「人間としての尊厳を守り貫くこと」の表現がブランドスーツであったということかなと思います。
或る意味平穏な日常生活の中で、「尊厳」という事を考えることがなくなったなあと自戒しなくてはなりませんね。