今日は窓を開けておいたら強い風がふき込み、軽々とした鉢が転げ落ちてしまいました。風もこれまでで一番冷たくやはり、秋の到来を感じさせました。そうですよね。あと一週間で十月ですから。
9月20日から21日、土日の二日間は、苫小牧市で開かれた「北海道うたごえ祭典in苫小牧」に行ってきました。夫が参加している合唱団が音楽コンクールに出場するのですが、一泊して祭典を楽しんでくるというのでhahatenも便乗した次第です。
それは、50数年の歴史を重ねた苫小牧合唱団の指揮者が祭典の実行委員長を引き受けられ、そして、この合唱団を中心として合唱組曲「勇払原野」が苫小牧市民オーケストラとの合同演奏されるとのことで、その場にいなければ聞けない演奏と思い出かけました。
「勇払原野」は、200年前江戸時代にさかのぼり八王子から入植者が開墾に入ったところで、過酷な労働は多くの人命を奪いながら苦難の歴史辿ったことを歌ったもので、「北の者は南を思い、南の者は北を思い・・・」という詩から歌が始まったように思います。流れるようなメロディーはオーケストラとの演奏でさらに盛り上がり、歌いこんできた苫小牧ならではの演奏だったと思います。
作曲は羽田健太郎氏で、残念ながら昨年6月に亡くなられたんですね。あの明るいイメージが好きだったんですけど・・・残念です。
残念だといえば、夫の合唱団がコンクールで入賞ならず、日本うたごえ祭典への切符を手に入れることができなかったのもですね。
in苫小牧ということで、苫小牧の合唱団やサークル、支援団体の方々のご苦労もありましたね。前夜祭では、ポンポンというのを座席に配り、舞台も座席も一緒に盛り上がりました。
ポンポン見えますか?
クスダマ
最後にプログラムにあった実行委員長さんの挨拶をお借りします。
「音楽は、人間にとって、歌う(訴えるが語源)ことを含め、人を思いやり、愛を高らかに伝え、平和を訴える心の叫び・・・」
歌は心に発するものなのですね。
それにしてもコンサートとか・・・の会、フェスタというと心が今一動かなくても、祭の字が入ると行ってみたくなるのはどうしてでしょうね?