お茶の花

f:id:hahaten:20190410150330j:plain ふきのとう

f:id:hahaten:20190410150342j:plainレンギョウ

お茶席の花は茶室の中で唯一いのちあるものです。そして利休さんは「花は野にあるがままに」と自然体の美しさをを大事にしました。

そして季節感を表す先鋒とも言えるかなと思いますが、命あるものだけに、瑞々しいままに花入れに移すのはとても難しいです。

それにお茶室に多く使われる花々は、北海道ではよほど丹精し、越冬させなければなりませんし、24節気の季節に合わせるとなれば、北海道の季節先取りをしなくてはならないことになっちゃいます。花屋さんで買って来なくてはならないこともありますよ。

ちなみに、4月前半は「花が咲き、鳥は歌い、空は青く澄み、爽やかな風が吹き、すべてのものが春の息吹を謳歌する頃」

4月後半は、「春の柔らかな雨に農作物がうるおう」

かなりなずれがありますよね。

写真のフキノトウは根付きでいただいたもの。暖かくなったら土に下して来年の早春には春一番のお茶をしたいものです。

また捕らぬ狸か? 自戒自戒・・・