合唱組曲『悪魔の飽食』を聴く

未来への架け橋 合唱と講演の集い ー歴史の真実、命みつめてー (米国の原爆投下の責任を問う会主催)

2013年7月には、悪魔の飽食合唱団としてロシア公演に参加し、この組曲を歌いましたが、2014年7月に札幌キタラ公演では聴衆ににまわり、その後長い間全曲聴く機会はありませんでしたが、今回札幌で表記の公演があるとのことで、昨日、札幌エルプラザへ行ってきました。

札幌、旭川、東京から参加の70名を超える大合唱で、9年ぶりに全7楽章を聴きました。中国侵略の731部隊の残虐非道を6章にわたって述べながら、7章ではこの過ちを繰り返してはならないと今に生きる私たちに強く呼びかけています。全章を貫いているのは贖罪の気持ちです。作曲の池辺晋一郎さんはいつも言っておられました。この歌を歌わなくてすむ時代が来ればいい・・・と。

時代はそうなっていませんね。世界は熾烈な覇権争いのもとで、多くの人々が犠牲になっています。日本も先ず軍拡ありきの状況になってきましたね。

かつては同じ舞台にたった皆さんも、それなりのお年を召されたようで、でも頑張っていらっしゃるんだなあと、尊敬の気持ちが湧いてきます。コロナ禍3年の時を経てまた本格的な演奏活動が再開されることでしょう。

今日は週明け月曜日。高齢者hahatenは、新聞のパズルに応募し、なんとか図書券をGETしたいものと捕らぬ狸を目論んでおります・・・実らない努力かなあと思いながら・・・ホホホホ

昨夜は満月でした