塩おでん 行き当たりばったりの偶然

あらあらと忙しくしているうちに11月も終わりの日となりました。28日に夕方から雪になりましたが翌日は乾いてしまいました。風もなくホッとした温くみです。でも、照り葉を楽しんでいた木々はすっかり葉を落としてしまい、またまた明日から庭仕事です。
ところで、毎日の生活の中で、野菜など手元でダブつくことがありますね・・・大きな大根。引き出しの奥で眠っていたものを引っ張り出して・・・ホタテの貝柱 賞味期限切れ・・・最初はホタテの貝柱をダシをとるしかないかと水に漬けおきました。6〜7時間ほどして貝柱がふやけてきていたので、さて?と思案。大根で味噌おでんにしようと、だしとしてつかうことにしました。
大根と、にんじんと昆布だけのシンプル味噌おでん。食べているときに気がつきました。味噌ダレをかけなくても美味しいぞ!と。塩おでんというのがあるのかなあと思いながら・・・・翌日hahatenのマルチ辞典。インターネットで検索したら、「塩おでん」がたくさん載っていました。
行き当たりばったりの、「結果としての塩おでん」はこんな感じでした。
大根は4cmほどの輪切りにして、面取り、隠し包丁、下茹では忘れません。
鍋の底に昆布を二重に敷きます。水をひたひたに入れて昆布が広がるまでいちど煮だてます。食べる分の昆布を取り出して、大根の大きさぐらいにカットして、鍋に戻します。
茹でた大根を重ならないように入れて、その隙間ににんじんを入れます。にんじんは6〜7cmくらいの縦4ツ割としました。輪切りでも全然かまわないですが。
そして、ホタテのだし汁を貝柱ごとドッと注ぎ、さらに水を足します。煮だってきたら火を小さくして灰汁をとり、愛用のかつおだしの素を振り掛けます(これがおいしいの決め手かも?・・)さらにくつくつと煮込みます。
さてその間に、味噌だれですね。
お酒と味醂をおなべに入れて、一度煮立たせ味噌をいれ、味見しながら砂糖を加える方式。ところが酒と味醂が多すぎて、捨てることもないかと、おでんの鍋のほうに入れました。そして味噌だれは出来上がり。
ところが肝心の大根の鍋のほうが味醂と酒でなんともなんとも曖昧な味加減。塩をちょこっと足すこと2回。
まあいいかとさらに煮込んでこちらも出来上がり。
ラーメンも塩味はスープの旨みが決め手。今回のおでんも偶然煮汁の塩加減がよかったのかも。
おかげさまで料理のレパートリーがひとつ増えちゃいました。今度はゆで卵も入れてみますね。